さて、今回は羅刹国の鬼(らせつこくのおに)でございます。
羅刹国とは1500年代まで日本や中国で信じられていた架空の国で
日本の南に位置し女性の鬼ばかりが住んでいるとされています。

これだけ聞くと羅刹国とは、男にとって
パラダイス としか思えないのですが
そこはアレ、妖怪の国でございますから
そうは問屋がおろしません。
男性は上陸しますとすぐさま
女性の鬼に喰べられてしまいます。
伽羅というお坊さんだけが過去に仏の加護によって
島を脱出出来たとされております。

残念ながら世の中、高橋留美子の描くような鬼など
存在しないのでございます。

しかし、この話を知った時、日本にもギリシャ神話のアマゾネスに
近い伝説があることに驚きました。

『羅刹国の鬼』