京都と丹波国の国境の大枝に住んでいたとされる鬼の頭領
酒呑童子の姿は、顔は薄赤く、髪は短くて乱れた赤毛、背丈が6m以上で角が5本、目が15個もあったといわたり。
反対に絶世の美少年であったともいわれています。
彼が本拠とした大江山では龍宮のような御殿に棲み、数多くの鬼達を部下にしていたそうです。

酒呑童子は源頼光と4人の家臣たち(頼光四天王)に討ち取られますが
酒で動きを封じられ、ある意味だまし討ちをしてきた頼光らに対して童子は「鬼に横道はない」
と頼光を激しくののしったとも言われています。

その、正体は盗賊の頭領とも地方の豪族であったとも言われています。

ただ酒の好きな性格のせいか、いまだに多くの人に愛されています。
酒呑童子