さて、この灯台鬼さん
『日本書紀』には654年に記述があり
日本から軽大使が唐の国へ渡った時に
貢ぎ物が少ないとの罪により
「無言の薬を飲ましめ、その身を彩り(いろどり)
頭に火を燃(とぼ)し灯台鬼(とうだいき)と号して
支那の人のもの笑いにして云々」
とあります。
後に息子によって助け出され
日本に帰国しますが…
★後に左大臣になったと。
★帰国の途中で亡くなった。
2つの話が存在します。
「鬼」が人の変化した状態をあらわす
表現の代表的な一例ですね。
さて、この物語。
なかなかリアルな話なのですが
実話なのか何かの象徴の物語りなのか分かりませんが
日本という国がこの時期
大変弱い立場であったのだろうと
思いました。
ではでは

灯台鬼