アイヌの伝承に広く伝わる
小人の妖精です。

アイヌ語で
「コロポックル」は「蕗の下にいる人」
という意味です。

伝承の内容はアイヌの人々と仲良く暮らし
鹿の肉や魚をくれたりしていたのですが
彼らは人間に姿を見られるのをとても嫌っていました。
それで物陰に隠れたり
夜にやって来たりしていたのですが。
あるアイヌの若者のひとりが
イタズラ心からコロポックルのひとりを捕まえました。

その姿は、美しい女性の姿であり
入れ墨をしてあったそうです。

コロポックル達はそのことを大変怒り
北の方へ旅立ちアイヌの人々の前から姿を消してしまいました。
そして、それ以降、アイヌの女性達はオシャレとして
入れ墨を入れるようになったそうです。

考古学の方面からは
アイヌ民族以前の先住民族ではないか?
との意見がありますが
確定的な証拠は見つかっていません。

個人的には優しい妖精さんの方がイイな〜と思います(笑)

コロポックル