茨木童子とは酒呑童子右腕といわれるです。

羅城門にという門に鬼が住み着き人を襲っていました。
しかし、渡辺綱という武士を襲った時に返り打ちにあい左手を切られてしまいます。
その後、切り取られた手を武士から取りかえすために乳母に化けて屋敷に入り奪還をはたします。
有名なこのパターンの物語は場所や人物、時代の違いはありますが茨木童子の物語が原型なのです。

さて、この鬼はその後
自身の里へ帰り親孝行をして過ごしたとも
親から勘当され泣く泣く里から出ていったとも伝えられ後半の人生は突然人間らしさがかもし出された雰囲気となります。

現代でも、茨木童子が開拓した里と伝えられる村が残っています。

何というのか…
酒呑童子の敵討ちや親孝行のエピソードなど…
結構、性格は律儀な鬼ではなかったのでしょうか?

『茨木童子』